現在、調剤薬局は全国に5万5千施設以上にのぼり、コンビニエンスストアの数より多く、医薬分業率も70%を超え、処方せん調剤も常識となってきております。
そして近年、超高齢社会の到来に伴い、医療・介護の事情が大きく変化してきています。 地域の中でそれぞれの医療・看護・介護が個別に良質なサービス提供を実践することは限界があり、ネットワークを広げ幅広い視点からニーズに応えていくことが求められる時代になっています。 中学校区単位の地域で医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供され、要介護を必要とする状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられることができるように支援していく為には、チームケアが重要なポイントです。 そのためには、地域における多職種サービス提供機関と連携し、社会資源を適宜バランスよく用いることが必要であり、地域住民と協力して健康問題に取り組んでいくことなど幅広い実践が求められます。
このたび、地域包括ケアを実践するインフラを構築すべく、地域ホームメディケアホールディングス株式会社を設立することとなりました。
地域ホームメディケアホールディングスは、東葛地区を出発点として、全国の地域密着型調剤薬局や補完事業(配食・介護施設・訪問看護)等と資本統合しつつ、2025年までに日本全土に地域包括ケアのインフラを形成することに力を注ぎます。 是非皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。